GIの意味
GIとは、Glycemic Index (グリセミック・インデックス) の略です。
グライセミックと発音する人もいます。
食後2時間までの血液中の糖濃度を計測したものです。
グルコースを100とし、糖としての吸収度合を表しています。
主食が糖として吸収されやすさを表すので、タンパク質・脂質は考慮しません。
低GI食品:55 以下
中GI食品:56 〜 69
高GI食品:70 以上
GI値という人もいますが、インデックス自体の意味が 数値・値などという意味なので、GI値というのは言葉としておかしいです。頭痛が痛いみたいな。
低GI食品は痩せやすい
体内の余剰なエネルギーは、体脂肪として蓄えられます。そのトリガーとなるのが血糖値です。
血糖値が高いときはエネルギーが十分にあるとき。
低糖質ダイエットやケトジェニックダイエットが痩せる理由がこれです。血糖値が上がらない食品(脂質・タンパク質)をエネルギー減にし、血糖値が上がる炭水化物を食べないってダイエット理論です。
ケトや低糖質ほど極端ではないですが、低GIを選ぶことで太り難い食事ができます。
低GI食品の代表例
・蕎麦
・パスタ
・玄米
・オートミール
・雑穀米
・全粒粉
・ブランパン・ふすまパン
低GIが常に正解というわけじゃないです。
高GIが有効なタイミング
白米やパン、和菓子などは適切なタイミングで食べればダイエットにも効果的です。
・朝エクササイズ前
・筋トレ30分前
・夜食
朝に散歩やジョギングする人は、軽く高GIの糖質を摂取したほうがいいです。
何も食べないで朝エクササイズは脂肪燃焼効果が高いですが、体の負担が大きいです。この方法は最後の手段に取っておいて、普段はしっかりと運動のパフォーマンスを発揮できるようにエネルギー摂取すべきです。
また、糖質を取らない運動は カタボリックを引き起こすため筋量が減少します。長い目で見るとマイナスなので、短い期間だけにすべきという理屈もあります。
運動前でも、勉強中の夜食や残業前などの糖質は、仕事・勉強に効果的です。脳のエネルギーも糖質なので。
高GIを間食にする時の注意点は、脂質を一緒に取らないことです。洋菓子などは脂肪分が多く含まれるのでダイエット中は禁止です。和菓子は糖質しかない物がほとんどなので、ダイエット期間中もタイミングを間違えなければ効果的です。
タンパク質は、糖質よりも消化に時間がかかるので、胃の負担・血液が脳・筋肉から胃に移るので、別の意味で吸収率重視のタイミングにはマッチしません。
高GI食品
・うどん
・おにぎり
・餅
・羊羹・飴・ラムネ・大福
・蒸しパン
・エナドリ
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