2023年5月3日水曜日

絵師、動画編集におすすめの左手デバイス

1位 TourBox Elite

ツアーボックスのメリット・デメリット

話題性もあり、これが最高という人がいますがちょっと待って、こいつ意外と微妙なので買う前に読んで欲しいです。

メリット

①ダイヤルが3つ
ほとんどできないことが無いです。動画編集なら、コマ送り。画像作成なら、拡大縮小 や パラメーター(色やブラシ)など頻繁に使う操作。普通ならそれを切り替えてやります。ツールボックスは3つのダイヤルがあるので、拡大しながら色変えたりできます。

②十字キー
これが無いものが多くかなり便利です。

③白がある
Apple・Macユーザーに限らずこの手のデバイスは黒ばかり。白いデバイスは貴重です。

デメリット

①価格
4万円は高すぎる。高価な金属フレーム使ってるわけでもなく、液晶パネルも無いので高いです。

②操作性が悪い
機能が盛り込まれすぎてて、いちいち手首の角度まで動かさないと操作できません。左手デバイスに求める物って、指をのばせたら出来る範囲のことなので、手首の角度まで変えていちいちボタンを探す操作はやりにくいし、いちいち時間がかかります。

③ボタンが足りない
ダイアルや十字キーは豊富ですが、物理的なボタンはその代わりかなり少ないです。ショートカットやマクロを登録するとかなり足りない。コピペや削除など必要最低限しかできません。しかも、ボタンの位置が悪いから、パット押せない。色変更よりボタンの方が押すのにダイヤルが一番使いやすい位置になってる。

④疲れる
正直キーボードより疲れます。
上でも言いましたが機能重視で作られていて、ボタン配置が人間工学的に使いにくいです。
ズバリいうとボタン配置が最悪です。
いちいち腕や手首ごとと動かすので疲れます。肩こりや腱鞘炎になりやすいです。ダイヤルも重くもっといいもの使ってほしい。

現行のツアーボックスには、エリートだけでなく NEO (ネオ) もあります。
Elite は、Bluetoothで無線接続できますが、NEOは USB Type-C での有線接続のみです。
その代わり価格がかなり安く NEO 24,980円 Elite 39,960円。ブルートゥースの有無だけで 15,000円も差があるのはちょっと企業努力が足りない気もします。

なので有線でもいいよって人はNEOも全然あり。ただし、付属のケーブルはUSB Type-Cです。絵師・画像編集・動画編集者は、スペックの高いデスクトップパソコンを使っています。PC側は USB Type-Aの方が便利ですよね。痒いところに届きそうで微妙に足りなかったり、、機能盛り込み過ぎて使いにくい「ツールボックス」さん

賛否ありますが、Eliteには触覚フィードバックという機能があります。ダイアルがカチカチっとコマ送りで動かせるようになる設定です。
動画編集者などはうれしいかも。
個人的には、無段階のダイヤルの方が使いやすいです。
この値段なら、高価なオーディオのボリュームみたいなタッチのダイヤルで合ってほしい。

2位 CLIP STUDIO TABMATE(タブメイト)

TABMATEの特徴

CLIP STUDIO純正


漫画家・イラストレーターでは最も愛用者の多いソフト。クリスタを使ってるなら、まず試して欲しい。
そもそも液タブか、ペンタブか、ただのモニターかで左手デバイスも変わる。
ほとんどが液タブユーザーのイラストレーターにとってこれくらいシンプルでいい。
逆にTourBoxは液タブ・ペンタブ無しで、マウス操作で動画編集するなら使いやすい。

②価格も安い。5,000円前後で買えます。

③疲れにくい。右手で握って親指で操作できるリモコンタイプです。適当なビーズクッションやバスタオルがあるとより快適に使えます。私は、MOGUの穴あきクッション使ってます。

XENCELABS

Razer Tartarus Pro

ゲーム用の左手キーボードですが、プロのイラストレーターでも愛用する人が多い隠れOPデバイス

他社の同様の物にはない、アナログスティック+ホイールがあるので画像編集・動画編集でかなり強力です。

Tartarusの特徴

①機能豊富+配置が完璧
ダイヤル位置、アナログスティック、大量のキーボードボタン。それを手首を固定したまま指をのばすだけで使えるのは凄い便利

②有線のみ。これの唯一の欠点です。とはいえ、手首を固定して動かさなくていいので、疲れにくいし、USB接続(有線)でも問題ないんですが。机の上はごちゃごちゃします。

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